本日の昼食メニューは滋賀県の郷土料理です😋
滋賀県といえば、日本一の大きさを誇る琵琶湖や国宝の彦根城があります🏯「ひこにゃん」という可愛らしいキャラクターもとても有名ですね!
さて、滋賀県は海に面していないにもかかわらず、サバを使用した郷土料理が多くあります🐟その理由をご存知でしょうか。
江戸時代、福井県の若狭で捕れた魚介類を京都に献上するため、滋賀県の朽木周辺を通り道としていたそうです。魚介類の中でもサバが多く、朽木周辺ではサバの食文化が発展したのですね🐟
現在でも、若狭から京都までのルートを「鯖街道」と呼んでいるそうです。
本日は鯖を竜田揚げとして調理いたしました😊カラッと揚げたサバをお召し上がりください。
また、「打ち豆汁」も滋賀県独特の料理です。
「打ち豆」とは、蒸した大豆を木槌で潰して乾燥させたのもです。保存食にもなり、冬の寒さが厳しい地域の貴重なたんぱく源でした。
現在でも家庭料理として食べられており、学校給食のメニューとして提供している地域もあるそうです。
デザートは「でっち羊羹」です。
通常の羊羹と比較して砂糖や小豆の量が少ない事が特徴です。
当時、高級だった羊羹と比較して安価で入手しやすく、「丁稚(子ども)がお土産にできる」という事から名付けられたそうです👦
また、現在のように冷蔵庫が普及していなかったので、砂糖の量が少ないでっち羊羹は保存には向いておらず、冬季のおやつの定番だったそうです。
《本日のメニュー》
◎ごはん🍚
◎さばの竜田揚げ
◎はりはり漬け
◎打ち豆汁
◎ハム入り炒め
◎でっち羊羹