おはようございます。
本日は桃の節句です🎎
施設にも7段飾りの雛人形を飾り、通りがかる利用者さまが目を細めながら眺められております。
桃の節句は、古代中国が起源とされる伝統行事ですが、雛人形の形状は時代とともに変化しています。
雛人形は、草や藁などで作った「ひとがた」を川に流す事が始まりとされ、後の「立雛」の起源となりました。
乳幼児の死亡率が非常に高い時代だったので、子供の枕元に厄除けの意味を込めて「立雛」を祀ったそうです。
江戸時代になると現在でも主流の「座り雛」が登場し、徐々に衣装も華やかな着物へと変化していきました。「享保」の時代には更に豪華になり、宝冠ときらびやかな衣装をまとうようになりました。
その後、「古今雛」が誕生し、目には水晶やガラスがはめ込まれたよりリアルな雛人形となりました。この「古今雛」は現在の雛人形のルーツとなっており、当時も大変な人気だったそうです。
長らくお内裏様とお雛様の一対だった雛人形ですが、徐々に三人官女や五人囃子などが増え、幕末にはついに七段飾りの雛人形が誕生しました。
昭和の時代までは主流だった七段飾りですが、その後は住宅事情からガラスケース入りのものや三段飾りが主流となっていきました。
時代とともに変化してきた雛人形ですが、特にここ数年では急速に変わっています。
メーカーは各家庭のニーズをいち早く取り入れ、消費者側も新しいものを受け入れやすい世の中になっているという事でしょうか。
今後も、雛人形がどのように変化していくかを見守るのも楽しみですね😊
さて、本日の昼食はひなまつりメニューとなっております。
春を感じながらお召し上がりください😊