本日の昼食メニュー(常食)は石川県の郷土料理です。
今頃は兼六園の紅葉もきれいでしょうね🍁兼六園は、17世紀中期に加賀藩によって金沢城の外郭に造営されたそうです。
江戸時代、その加賀藩の土地には多くの鴨が飛来していました。鴨を狩り、鴨肉を使用して料理されたのが「治部煮」です🦆肉に小麦粉をつけて煮るためうま味が逃げず、汁にとろみがつくのが特徴です。
「治部煮」という名称については、豊臣秀吉の兵糧奉行だった岡部治部衛門が朝鮮から持ち込んだ、煮込む際に「じぶじぶ」と音がする、など諸説あるそうですよ。
そして、「えびす寒天」は溶き卵を寒天寄せにしたものです。江戸時代から食べられており、当時は貴重な食材であった卵と砂糖を使用しているため、お祝い事には欠かせないメニューでした。地域によっては「えびす」「べろべろ」などとも呼ばれております。
金沢や能登では砂糖と醤油、小松や加賀地区では砂糖と塩で味付けするため見た目の色が異なります。
甘じょっぱい味なので、地元では「お菓子かおかずかわからない」との声もあがっているそうです🤭
◎鶏肉の治部煮🦆
◎えびす寒天
◎なすの白味噌田楽🍆
◎清汁
◎バナナ🍌